
北海道の観光スポットとして大人気の美瑛・富良野。
春はとにかく彩豊かな花畑が解放される季節。
北海道の中心地である富良野エリア一帯は、上富良野、中富良野、美瑛など
広大な花畑がまるでパッチワークのように手入れされ、圧巻の景観が望めます。
花畑超しには、十勝岳連邦や富良野盆地も望むことができ、これぞ北海道という大パノラマの景色を堪能できます。
北海道の花畑といえば、ラベンダー畑が有名ですが、様々な色の違う花がグリーンシーズンを通して開花するので、
季節ごとに異なる景観を楽しめるのも魅力です。
出発前にぜひ、富良野エリアの花カレンダーをチェックしてみてください♪
エゾエンゴサク 4月中旬~5月
4月中旬も20日を過ぎたころ、
富良野市では、エゾエンゴサクが花開き、
水色の春の季節を迎えます。

エゾエンゴサクの大群生地 ①富良野市清水山(当ホテルからお車で約7分)


エゾエンゴサクの群生地が当ホテルの近くにいくつかあります。
お車で約7分、春のお散歩がてら歩いていくと約55分ほどのところにある、富良野市清水山。
ふらのワイン工場やふらのワインハウスなどが立ち並ぶところに、この時期には水色に染まった光景を見ることができます。

長く厳しい北海道の冬を終えて、やっと訪れた富良野の春。
エゾエンゴサクの咲く林の中では、食事をするエゾリスの姿を見つけることも!
ふらのワインハウスでは、ぜひお気に入りのワインを見つけてみてください♪
エゾエンゴサクの大群生地 ②島ノ下神社(当ホテルからお車で約7分)


清水山からお車で約5分ほどの、島ノ下神社。
雪がとけて、ようやく春の暖かさを感じるようになる頃現れる、エゾエンゴサクの水色の花畑。
エゾエンゴサクは、土の中で養分を蓄えて球根のような塊をつくるため、毎年同じような場所で花を咲かせるそうです。
水色の絨毯のように広がるエゾエンゴサクが、毎年春の訪れを告げてくれます。
桜 5月上旬~中旬
北海道では、本州よりも少し遅く桜の開花が始まります。
例年4月末ころから開花し、見頃を迎えるのは5月上旬~中旬にかけて。
本州でのお花見の後、2度目のお花見を北海道で、というのもお勧めです。

桜スポット ①富良野市山部東大演習林樹木園の桜並木(当ホテルからお車で約20分)


当ホテルからお車で約20分ほどのところにある東大演習林樹木園。
国道38号線の道路の両側に約300本の桜が植えられ、見事な桜並木を見ることができます。
桜並木の後ろには、まだ雪が残る芦別岳。
桜のピンクと残雪の白のコントラストを楽しめる北海道ならではの光景です。
桜スポット ②富良野市上御料の一本桜(当ホテルからお車で約15分)

富良野市内の上御料に咲く一本桜。
新緑の絨毯の上に咲く満開の桜、そしてその後ろには色づき始めたカラマツ林、雪の残る富良野西岳。
こちらも北海道の広大な大地が春を迎える光景をたのしんで頂けます。
桜スポット ③上富良野町深山峠の蝦夷山桜(当ホテルからお車で約30分)


桜といえばソメイヨシノが有名ですが、北海道ではエゾヤマザクラ(蝦夷山桜)も有名です。
北海道に咲く桜は色が濃くて鮮やかな印象を受けるのは、このエゾヤマザクラという品種が多いことと、エゾヤマザクラの色が本州よりも濃いから、とも言われています。
エゾヤマザクラは寒さに強く、ソメイヨシノよりも早く咲き、寿命が長く、北海道の山地などいろんな地域で見ることができます。
ルピナス 6月
6月に咲くルピナス。
北海道の冷涼な気候が合わさってルピナスがすくすく育ち、道端に自生することもあります。
ひと株ひと株が大きく育つので、緑一色の初夏の大地に、華やかにそして堂々とインパクトを与えるピンクや紫の彩り。
北海道の初夏を彩る風物詩です。
丘のそこかしこでルピナスの花を見かけることができます。
ドライブやサイクリングに出かけると、道端のルピナス畑に遭遇することも♪



ルピナススポット ①フラワーランドかみふらの(当ホテルからお車で約30分)

1本でも華やかなルピナスの花。それが地平線まで続いているように見られる場所が
上富良野町にある「フラワーランドかみふらの」。
園内には売店もあり、厳選した北海道・ふらの土産やアスパラなど、
この時期ならではの新鮮農産品の販売も!

1本1本のルピナスの大きさに大変驚くかもしれません。
夏にとても暑い場所では、ルピナスの体力が落ちてどうしても株が小さくなりますが、北海道の冷涼な環境が合っているので、旺盛に育ちます。
北海道ならではの貴重なルピナスをご覧ください♪
ルピナススポット ②四季彩の丘(当ホテルからお車で約40分)

こちらは、美瑛町にある「展望花畑 四季彩の丘」です。
春から広大な畑いちめんにいろんな花が順に咲き誇ります。6月には、まさにルピナスの絨毯のような光景に出会えます♪
園内には、アルパカ牧場もあり、間近で触れ合ったり、餌やり体験も!


四季折々の花々が彩る「展望花畑 四季彩の丘」。
広い広い大地に広がる観光の丘。人気のノロッコ号やカート、バギーなどで四季彩の丘や周辺をのんびり走りながら、景観を楽しむこともできます♪
ラベンダー 6月下旬~8月上旬

日本で「ラベンダーの本場」といえば北海道の富良野地区。ここ富良野は、美しく雄大なラベンダー畑が各所にあることで有名です。
ラベンダーは、細い茎の先に紫色の小花を咲かせる可憐なハーブ。心地良い香りがあるので、昔から香りづけにも利用されてきました。
ラベンダーといっても品種は様々なので、品種によって見頃が異なります。
早咲きのものは、6月下旬から開花。遅咲きのものは、7月上旬から始まります。
旅行前にぜひ開花情報をチェックしてくださいね!


ラベンダースポット ①ファーム富田(当ホテルからお車で約20分)

日本だけでなく、海外からの観光客も多く訪れる「ファーム富田」。
20haの広大な敷地内に、ラベンダー畑は約5ha。それだけ聞いてもその広大さに驚かされますね。
ファーム全体が色とりどりに華やぐのは、例年7月中旬です。可憐なラベンダーが連なる光景に加えて、約100種類ほどの夏の花たちが咲き誇ります。

6月下旬から開花を始め、7月中旬には斜面一面がラベンダーに染まります。
紫のラベンダーをはじめ、白のカスミソウ、赤のポピー、オレンジのポピー、ピンクのコマチソウなどの花々が丘一面を彩ります。

ラベンダー畑を訪れたら、ラベンダーグッズもぜひチェックしてみてください♪
ファーム内には、お土産店も点在していて、しっとりとした使用感の「ラベンダーソープ」や安眠効果のある「ラベンダーオイル」などもお勧めです。
そしてこの時期、訪れた人のほとんどが食べるというのが、ラベンダーエキス入りの「ラベンダーソフトクリーム」。
ラベンダーの香りがふわりと香ります。夏の休憩タイムが爽やかになるひとときです。
ラベンダースポット ②フラワーランドかみふらの(当ホテルからお車で約30分)

ルピナススポットでもご案内した「フラワーランドかみふらの」。こちらも7月には、ラベンダー畑が広がります!
総面積10haの広大な敷地を生かした迫力ある花畑が人気のスポットです。十勝岳連邦が間近に見える迫力と色とりどりの花とのコントラストが見事です!

花の時期には、いつ訪れても違った景色を見せてくれる花畑。
ラベンダーだけでなく、6月から9月にかけては、、黄色の菜の花のようなキカラシ、ピンクや紫のルピナスや赤・黄・白のポピー、ヒマワリや真っ赤なサルビアなど、その時期の色鮮やかな花々を楽しむが出来ます。
園内を遊覧車トラクターバスに乗って散策するのもお勧めです♪

富良野市内で最も大きいラベンダー畑、「ハイランドふらの」。隣接する「ラベンダーの森」の3つの遊歩道では、野鳥のさえずりを聞きながら散策を楽しんだり、ラベンダーの心地よい香りを楽しみながらリラックスを。
ラベンダー畑を一望できる露天風呂もあるので、温泉に入りながらラベンダー鑑賞も♪
今回は、富良野のフラワースポットをご案内しました。まだまだ紹介しきれないくらい沢山のお花見スポットがある富良野。
春から夏にかけての富良野旅行の参考になれば嬉しいです!



